既卒者は正社員経験がないなど、就職においてハンデになってしまう要素があります。「既卒で就職は無理なのかな」と大きな不安を抱いている方もいるのではないでしょうか。
安心してください、大丈夫です。
既卒でも就職しやすい業種や企業はたくさんあります。
ここでは、既卒の方でも就職しやすい業種や企業の特徴をご紹介します。
急成長している企業は就職しやすい!
既卒の方が就職先探しをするのであれば、「急成長中の企業」に応募することをおすすめします。場合によっては、新卒よりも既卒者であることのほうが有利に働く場合もありますよ。
というのは、急成長中の企業は人手不足になっていることが多い傾向にあります。新卒で採用する場合、募集から入社までに1年という期間が必要です。人手不足の企業は、すぐにでも働ける戦力を欲しがっています。そのため、採用からすぐに働き始めることのできる既卒者が有利になるのです。
急成長中の企業のメリットはまだまだあります。
現在、急成長中の企業は「ネット」「スマホ」「ゲーム」などを取り扱うIT系のベンチャー企業が多いです。ベンチャー企業はハードワークや倒産などを心配して敬遠する人もいますが、企業の業績次第では上場企業になる可能性があります。その際に企業が自主株を保有するなどすれば、上場と同時に莫大な資産を得て、大きな企業へ進化することができるのです。
また、若い企業であれば社員の年齢層も低く、既卒者でも入社してすぐに裁量権のある仕事を任せられることがあるなど、仕事面でもやりがいがあり、うれしいことがたくさんあります。
急成長企業の主な業種であるITも当分は需要が廃れることのない分野であるとも言えるので、想像よりも安定した生活を送れるようになると思いますよ。
職探しをしている既卒者であれば、将来の大手企業になり得る成長中のベンチャー企業を狙ってみてください。
中小企業がねらい目!
もう一つ、既卒者が就職しやすい企業としてオススメするのが中小企業です。
中小企業は傾向として、新卒よりも既卒者をターゲットに絞っていることが多いからです。その理由としては以下のものがあります。
・ 内定辞退の危険が少ない
既卒者は新卒以上に熱意を持って就活している人が多いので、比較的内定を辞退する人の数が少なくなると思います。そのことを見越して、中小企業は積極的に既卒者をターゲットに絞る傾向にあるのです。
・ すぐに入社してもらえる
急成長中の企業で有利になる理由と同じですが、既卒者は在学中の新卒と違って入社時期を柔軟に調整できるので、すぐに働きだすこともできます。中小企業もそのことをねらって既卒者にターゲットを絞る傾向にあるのです。
・ コストが抑えられる
すぐに働き始めることができる既卒者をターゲットにすることで、採用期間を短くすることができます。そのため採用活動にかかるコストを抑えられます。
中小企業にとって、既卒者を採用することにはいろいろなメリットがあり、積極的に既卒者を採用している傾向にあります。逆に考えれば、既卒者をねらっている中小企業が、既卒者にとってもねらい目ということです。
中小企業はブラックであるとか、すぐに倒産するかもしれないだとか、いろいろな理由で中小企業を避ける方がいるかもしれません。ですが中小企業は離職率を下げるために福利厚生などを充実させている傾向が強まっており、安定して働ける企業もたくさんあるんですよ。
成長性のある中小企業、ねらい目です。

以上のように、既卒者でも就職しやすい企業はたくさんあります。
既卒の就職で悩んでいることがあれば、「Re就活」活用してみてください。既卒者のための求人やコラムなどがたくさんあります。きっと何かを役に立つと思いますよ。