夏の就職・転職活動でクールビズ指定されたらどうすべき?

  • シェア
  • ツイートする
  • ブックマーク

山井 まちか

夏の就職・転職活動でクールビズ指定されたらどうすべき?

夏の冷房費を節約するため軽装で働こう、というのがクールビズです。官公庁から一般企業までクールビズは広く取り入れられており、夏に半袖・ノーネクタイは珍しくなくなりましたが、就職・転職活動の面接で「クールビズでお越しください」と言われた場合は、どうするべきなのでしょうか?

今回は夏の転職・就職活動にふさわしい服装をチェックしましょう。

 

夏の転職・就職活動にふさわしい服装とは?

 

夏は軽装で働くクールビズが定着していますが、就職・転職活動でクールビズを取り入れるのはNGです。

クールビズとは薄着をして職場の冷房の設定温度を上げ、エネルギー代を節約しようというもの。就職・転職活動中の人はそこで働いているわけではないので、相手に失礼にならない服装をするのがマナーです。

だから夏であっても男性なら長袖のシャツにネクタイ、ジャケット、女性なら長袖のブラウスにスカートまたはパンツ、ジャケットがふさわしい服装になります。

しかし夏場の就職・転職活動では、時として先方から「クールビズでお越しください」と服装を指定されることもあります。そういう時は素直に従うべきなのでしょうか、それともきちんとした服装で向かうべきなのでしょうか?

 

夏の転職・就職活動で面接先からクールビズ指定されたら?

 

面接を申し込んだ会社から服装について特に何も言ってこないようなら、ジャケットにネクタイというきちんとした服装で行けば問題ありません。もし「クールビズでお越しください」と指定された場合は、素直に指示に従いましょう。男性なら長袖シャツにパンツ、女性ならブラウスにスカートまたはパンツが基本。シャツやブラウスの半袖は相手に失礼になるので、長袖を着用します。

また、クールビズ指定をされても念のためにネクタイ、ジャケットは持参しておくと、万が一の時にあわてずに済みます。

 

夏の転職・就職活動に取り入れたい暑さ対策

 

 

夏用のスーツだとしても夏場にジャケットをきちんと着て活動をしていると、汗だくになります。汗をびっしょりかいたまま面接に臨むのは見た目にもスマートではありません。

面接前に汗だくにならないように、ジャケットは手に持って移動し、面接直前に着るようにしましょう。

乾きやすい素材のインナーを着用すれば、汗を素早く吸収し蒸発させてくれるので肌に貼りつかず不快になりません。首や脇の下には大きな血管が通っているので、これらの部分にスプレーや保冷グッズを使うと涼しく感じられます。

また面接時間より早めに現地に到着し、会場近くのカフェで涼んでから向かうというのも体のクールダウンに効果的です。汗も引きますし、気持ちを落ち着ける効果もあります。

pixta_38072027_Munzip.jpg

夏の就職・転職活動であっても基本は長袖のシャツやブラウスの上にジャケットを着用し、男性ならネクタイを締めるのがビジネスマナーです。もし服装をクールビズ指定された場合は、ジャケットやネクタイなしのスタイルでもOKですが、まわりの雰囲気に合わせられるようジャケットやネクタイは持参しておくのがおすすめ。

汗だくは印象がよくないので、汗が引いた状態で面接に臨めるようにしておきましょう。

 

Re就活」ではほかにも20代の転職・転職・就職活動のノウハウを満載しています。ぜひご利用ください。