平成最後の夏、皆様いかが過ごされましたでしょうか?

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ヤマダ

平成最後の夏、皆様いかが過ごされましたでしょうか?

9月になりました!4月に入社した新入社員たちが、社会に出てから早5か月…。大学生の頃にあれだけあった時間や休みはいつしか遠い思い出となり、「社会」「会社」というものが自分にとっての「生活」として、定着してきた頃でしょうか。

それとも、もう既に会社の戦力となるべく日々精進、鍛錬の毎日を過ごしている頃でしょうか。

どちらにせよ、5か月間も働けていることはエライことですよ。転職中の方も、残暑厳しい中転職活動していること、それがエライことですよ。「エライ」の基準なんて、人によって違いますから。自分で自分の「一歩」や「頑張り」を認められる基準を作ってみると楽しいかもしれません。

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①    悟り世代?ミレニアル世代?

さて、実は私、人材業界で働く営業3年目の社員なのですが、人材業界にいると、様々な企業の、様々な人事担当者と話す機会があります。そんな中、こんなちょっとマイナスな意見を聞くことが…。「最近の若い人は働こうとしない。」「背中を見て盗め、じゃないけど、それが何も伝わらない。」「働かないで暮らしていけるのだから羨ましいな。」果たしてこれを聞いたとき、皆さんならどう感じるのでしょうか。

私自身、「何も分かっていない、分かろうとしていない人の意見だ!」と思いつつ、別に間違ったものでもないのかなと感じていて…、歯がゆい気持ちになります。笑

というのも、これまでの人生でリーマンショックやバブルを経験し、その中で家庭を築き、会社に骨を埋める覚悟で働いてきた世代から見たら、そりゃあ「今の20代は…」と言われても仕方がないと感じるからです。ただ、この背景の違いがものすごく重要で。

確かにこれまで自分が生きてきた経験から物事を語るのは、外れのない1つの道ではあります。ただ、そこを基準にされても、なかなか今の20代には響きません。「悟り世代」「ミレニアル世代」と呼ばれる世代の子たちが、どんな社会背景の中、どんな経験を経て、今に至るのか、そんなことに少し目を向けて欲しいと思います。

「話が合わない」「理解ができない」そんな理由で、相手の事情も考えず判断することは「グローバル」「多様性」そんな「社会」の在り方や「働き方」が叫ばれているなか、時代に合わない姿勢となってきているのかもしれません。物事の捉え方、解釈の仕方について、今一度全世代が考え直してみるのも面白そうです。

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①    なめるな20代!なめられるな20代!

しかしそうは言っても、まだまだ甘えん坊な20代は多いのかもしれません。「夢追いかけて理想ばかり」「社会貢献性を求めて中途半端」「お金より時間を求め寝ているだけ」こんなことは無きにしも非ず…?これじゃあ本当に20代マイナス見解はそのままです。それを覆したいからこそ、同じ20代に伝えたいこと。それは、

「なめるな20代!なめられるな20代!」

「夢があるなら」「社会貢献性を考えるなら」「時間が欲しいなら」それを実現するために何をすべきか、本気になって考えるのも自分たち。

どんな失敗でも、チャレンジでも、今なら何でもできる!だからこそ、なめられてはなりません。20代へのマイナス見解を、評価を、そしてその考えを持っている大人たちをギャフンと言わせましょう。「なめるな20代!なめられるな20代!」

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①    社会は続き、人生も続く

哀しきかな、そうは言っても「社会」そして自分の「人生」は続いていきます。甘くはありません。日々、上から降ってくる仕事、売上数字、家族や恋人、社内人間関係…。目の前のことについ精一杯になってしまい、自分の叶えたい夢、なりたい姿まで描くことは簡単ではないかもしれません。「この先のいつかどこかで…」と手を回せず、そのまま本当に夢で終わってしまうことも…?でもそれじゃあ1度きりの人生、もったいない!自分が「実現したい夢」「大切にしたいこと」を持ち続け、必ず実現する!いつだって、何にだって挑戦できます!がんばろう20代!

同じ20代だからこそ、こんな世代をもっと大きな時間軸の中で成長させ、見届けることのできる社会、日本を、私は各業界の人事担当者と創っていきたい。そんな夢を持って、本日も働いて参ります。