SE(システムエンジニア)ってどんなことするの? 仕事内容紹介

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前畑 泰広

SE(システムエンジニア)ってどんなことするの? 仕事内容紹介

更新日:2019年10月16日

「SE」という仕事をご存知でしょうか。「SE」とは「システムエンジニア」のことです。

簡単に言えばプログラムやソフトウェアの仕様書を作る仕事なのですが、そう言われてもピンとこないという方も大勢いるでしょう。

ここでは、「SE(システムエンジニア)」の仕事内容についてよく知らないという方のために、その仕事内容を簡単にご紹介します。

SE(システムエンジニア)とは

SEの仕事は、ソフトウェア開発の現場で、開発プロジェクトや開発チームの管理、またプログラムの仕様書(システムの設計書)やソフトウェアの設計書を作成することです。主にクライアントからの要求に応じて、パソコンを使い作成します。

SEの仕事には大きく分けて「要件定義」「基本設計」「詳細設計」「テスト」「保守・運用」という5つの段階があります。次項以降でそれぞれについて紹介します。

要件定義

ヒアリングとも呼ばれる段階で、顧客の話を聞き、いったいどのようなシステムを望んでいるのかどうかをはっきりさせる段階です。SEの仕事の第1段階になります。

要望を聞き出して、その要望に応えるための手段を講じます。すべての要望に応えることは難しいので、システム開発のために必要な期間や費用を算出した上で決定するというのが基本です。

基本設計

顧客の要望を実現するためのシステム設計をおこなう段階です。SEの仕事の第2段階になります。要件定義で入手した要望の情報をもとに、どのような機能のあるシステムを作るか、システム上の情報はどのように表示するか、操作方法はどのようにするかなど、システムの基本的な設計を作っていきます。

 

詳細設計

SEの仕事の第3段階になります。基本設計の段階で決定したシステム設計を、どのような技術や仕組みを用いて実現するかどうかなど、プログラマーが実際にプログラミングする際に必要になるより具体的な設計をこの段階でおこないます。

テスト

詳細設計で決定したシステムをプログラマーがプログラミングしたのち、システムが設計どおりに動作するかどうかを確かめる、SEの仕事の最終段階です。設計書や要求分析に使った書類をなどと見比べて、ミスや反映漏れがないかどうかを入念にチェックします。

保守・運用

システムの保守では、運用を開始したシステムの障害への対応を主に行います。障害が発生した場合には原因の特定から解決まで行いシステムの復旧を目指します。また、日常的なシステムのメンテナンスも重要な業務となります。

客先常駐と自社開発、働き方の違いは?

SEのなかには客先常駐型・自社開発(社内SE)と呼ばれる働き方の形態があります。

客先常駐とは、クライアント企業に駐在してシステム開発を行うこと。企業から任されるプロジェクトによって携わる業務は様々。多種多様なシステムの開発を経験できることや、人的ネットワークが広がることは常駐SEとして働くメリットといえるでしょう。

自社開発(社内SE)とは自社の中でシステム開発を行うことを指します。クライアントからの依頼を請け負うわけではないので、締切日に追われず自分のペースで仕事をしやすい傾向にあるといえます。

▼社内SEの具体的な仕事内容は以下の記事をご覧ください。

https://re-katsu.jp/career/knowhow/khw_contents.aspx?c1=/shanai-se-shigoto

SEの平均的な給料

SEの平均的な給料は、全年代で年収約550~590万円、20代では320~390万円と言われています。しかし、優秀なエンジニアでは年収800万円を超える場合もあると言われており、技術力によっては昇級しやすい職業だとも言えます。

また、近年の不況の中でもシステムエンジニアは他業種よりも年収の変動が少ないため人気の職種となりつつあります。

SEになるために必要なスキル

SEになるために求められる能力やスキルについてご紹介します。

技術的な能力

システムの設計の際はもちろん、顧客に対する説明の際にも、技術的な能力は必要不可欠です。コンピューター全般やネットワークに関する知識、システムの設計図を作るための設計力などを鍛えておくといいでしょう。

技術的な知識は入社研修でゼロからしっかり教えてくれる企業が大半なので、未経験からSEを目指す方でも安心ですよ。

マネジメント能力

システム設計はスケジュールに沿っておこなわれます。チーム全体のスケジュールやメンバーの配置を適切におこなえるマネジメント能力を伸ばすことが必要になります。

コミュニケーション能力

顧客の要求をきちんと聞き出し、また、システム設計について説明をする必要があるSEの仕事には、コミュニケーション能力が重要になってきます。SEチームのメンバーをまとめるためにも、顧客からしっかりとヒアリングして、情報をプログラマーに正しく伝えるコミュニケーション能力は必要であると言えます。

以上がSEの仕事についての簡単な紹介と、SEに求められるスキルです。SEに興味がある方はここで紹介したことを参考にしてみてください。

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▼SEの職種を希望している方は以下からSE職を募集中の企業を探すことができます。

https://re-katsu.jp/career/search/sch_result.aspx?p5=0606-0608

 

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