既卒で公務員を目指す! 公務員を目指す際のポイント

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前畑 泰広

既卒で公務員を目指す! 公務員を目指す際のポイント

公務員は安定した生活を送れる仕事として、とっても人気のある職業ですよね。「公務員になりたい!」と考えている人も多いと思います。

なかには「大学卒業後、正社員にならずにフリーターをやっていたけど公務員になれるのかな?」なんて不安に思っている、いわゆる「既卒」の人もいるんじゃないでしょうか。

安心してください、大丈夫です。既卒の人でも公務員を目指せます!

既卒の方が公務員を目指す際のポイントをいくつかご紹介しましょう。

公務員試験の特徴

公務員試験には「一次試験」と「二次試験」があります。

一次試験は、職種(一般職、教員職、公安職などの公務員の中での職種)によって多少異なりますが、基本的には「一般教養」「専門分野」「教養記述(いわゆる小論文)」という内容です。

一次試験の合格者が二次試験に進みます。

二次試験は面接です。面接は複数回おこなわれることがほとんど。

一次試験はしっかり勉強すれば対策できますが、面接に関しては、きちんと合格するためのコツを押さえておく必要があります。

二次試験に合格すれば晴れてあなたも公務員です。ちなみに公務員試験は基本的に30歳までという年齢制限があるものの、地方自治体によっては年齢制限がないということもありますので、年齢的に不安だと言う方は地方の求人を探してみるといいと思いますよ。

既卒者の受験のポイント

既卒で公務員試験を受ける場合、受験方法が2つあります。

ひとつは新卒の人たちと一緒に受ける「一般枠」。もうひとつが「社会人採用枠」です。

社会人採用枠では、筆記試験における「専門分野」が省略されます。だけどその分、小論文や面接などで人柄やこれまでの経験などが重視される傾向があります。

既卒者の場合、社会人としての経験の不足などから社会人採用枠は難しい受験方法になるかもしれません。なので、既卒者であれば一般枠での受験がおすすめです。

高卒向けの公務員(警察官や自衛官、建築や土木など)であれば独学でも合格を目指せます!

でも、一般職や教員職など、ある程度の専門知識が必要な公務員になりたいのなら、公務員試験にはそのための予備校がありますので、予備校に通うことをおすすめします。

予備校に通うと同じように公務員を目指している人たちと出会えますので、情報を共有したりできますよ。

新卒の人や大学生などもいますが、あまりその人たちと自分を比べて焦ってしまわないよう注意してくださいね。あなたにしかない強みは必ずあります!

面接のポイント

既卒・フリーターにとって、最も不安に思うのが面接試験ではないでしょうか。

新卒や正社員から転職しようとしている人たちと同じように受け答えしていたのでは、既卒・フリーターの場合、評価されづらいでしょう。

どうして既卒・フリーターになったのか、どうして公務員を目指そうと思ったのか、しっかりと答えられるように対策を練っておかなくてはいけません。過去の経歴の課題や反省点を踏まえて、これからどうしたいと考えているのかをアピールすることが重要です。

予備校では面接対策もおこなえます。模擬面接などを重ねて、しっかりと受け答えができるように準備しておきましょう。

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既卒者は経歴の上では確かにハンデがあります。でも、しっかり対策を練って挑めば合格することは充分可能です。

また、民間就職も検討する場合はぜひ「Re就活」をご活用ください。既卒者歓迎の求人や就活ノウハウがたくさんありますので、チェックしてみてください。きっと役に立つはずですよ。