プログラマーの仕事って? SEとの違いをご紹介

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玉田 誠一

プログラマーの仕事って? SEとの違いをご紹介

ソフトウェアの設計をおこなうSE(システムエンジニア)、ソフトウェアをプログラミングするプログラマー。「いったい何が違うの?」と疑問に思っている方も多いと思います。SEとプログラマーはよく混同されることがありますが、明確に違う職業です。

ここではごっちゃになってしまいがちなプログラマーの仕事について、SEとの違いを交えながらご紹介します。

プログラマーって?

プログラマーというのは、プログラム言語と呼ばれる特殊な形式の言語(コンピューターに動作手順などを指示するために用いられる言語。例:WEBであれば「html」、アプリであれば「Java」)を用いてプログラムを組み、システムやソフトウェアをプログラムする(作る)人たちのことを言います。

世界中に存在するWEBサイトやスマホのアプリなども、プログラマーが作っていることがほとんどです。テレビや電子レンジなどにもコンピューターが搭載されるようになった現代社会では、プログラマーが活躍できる現場が以前と比べて増加傾向で、今後も増え続けていくものと考えられています。

プログラマーとSE(システムエンジニア)の違いって?

プログラマーは実際にソフトウェアやシステムをプログラミングする人のことです。それに対してSEは、プログラマーがプログラミングするための設計書を作る人たちのことです。

建築で例えるなら、プログラマーが実際に建物を建てる大工さんで、SEが建物の設計図を作成する建築士といったところでしょうか。

いずれにせよ、プログラマーとSEは同じソフトウェア開発に携わるという点以外、明らかに別の仕事であるというのを知っておきましょう。

以下にプログラマーとSEの仕事の流れをそれぞれ紹介しておきます。

 

SEの仕事の流れ

・  要求分析

顧客の要望を聞いてそれを定義し、どのようなシステムを作成するかの青写真を考えます。

 

・  基本設計

要求の定義からソフトウェアやシステムに必要な機能を明確にして、どのようにして開発するか、基本的な設計をおこないます。

 

・  詳細設計

基本設計で決定した設計のより細かい部分を設計します。

 

プログラマーの仕事の流れ

・  プログラミング言語を用いた開発

SEが設計した仕様書をもとに、実際にソフトウェアやシステムをプログラミングしていきます。SEが作った設計書を上手くプログラムに変換する必要があります。

 

・  プログラムの動作確認

実際にプログラミングしたソフトウェアがきちんと設計書どおりに作られているか、また顧客の要求どおりになっているかどうかを、SEとともに確認します。またきちんと設計どおりに動くかどうかも確認します。

 

プログラマーの種類

ソフトウェアが多くの場面で利用されている現代では、いろいろな種類のプログラムが生まれ、またプログラマーが働ける現場の数も増えています。主なプログラマーの種類とそれぞれの仕事内容について簡単に紹介しておきましょう。

 

WEB系

ネット上に公開されるプログラムや、会社などの組織のLAN環境内のブラウザを使ったプログラムを開発します。

 

ゲーム系

プレイステーションなどゲームハードで遊べるゲームのプログラムを作成するプログラマーです。

 

パッケージソフト

ウィルスセキュリティソフトや会計ソフトなど、パソコンにインストールして利用するソフトを開発するプログラマーです。

pixta_32367659_M.jpg以上がプログラマーとSEの違い、そしてプログラマーの仕事内容と主な種類です。ここで紹介したもの以外にもまだまだプログラマーには数多くの種類が存在します。

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